抗癌剤治療 1年経過

昨日抗癌剤治療に行ってきました。11時からだったのだけどすごい待たされて

12時半から点滴です。

先生の診察がないときは名前を呼ばれてから治療室で先生が来てどうですか?体調変わりはありませんか?と聞かれてそれから薬を用意してもらいます。

 

ベッドで点滴していました。待っている間 こんなに癌の患者さんがいるんだと思いました。

見かけは元気そうだけど (言わなければ分からない感じです)

 

私もそうなんですが癌であることを言ったら同情されるのが嫌で信頼できる友達と家族にしか伝えていません。日本人の2人に一人は癌で亡くなると言われていますが早期に分かってよかったと思います。癌については治療費がかかると旦那に罵倒されモラハラを受けていました。言葉の暴力は弱っている体に追い打ちをかけサンドイッチしか食べれない日々が続き担当の先生にちゃんと食べている?と言われました。血液検査は嘘をつきませんから。

精神的な苦痛の方が辛かったです。あまりにしんどかったので心療内科に行くと同じ空間にいてはいけない。すぐに離れてください。それはモラハラです。と言われました。命を守るために自宅の近くのホテルに宿泊しました。5日間のリモートワークというプランがあったので離れて暮らしました。お金も私名義のお金を勝手に350万円もおろされていて残りのお金を癌の治療費の費用にしろ!と投げ捨てるように言われました。泊まっているホテルでNHKの夫婦で癌を乗り越えて支え合っている番組をみて涙が出ました。そのうち息子も大手の食品会社に就職していましたが適応障害で帰ってきました。がんが発覚して1年が過ぎようとしています。先生 治療室の看護婦さん 癌相談センター 経理の人。特にありがたかったのは経理の人に相談したらいくら治療費がかかるのか計算してくれたことです。領収書を全部持っていきこれから いくらかかるのか計算してくれました。

電話で相談したら電話では分からないから 領収書を全部持ってきてください。癌でお金がかかって心配する患者さんは多いんですよ。恥ずかしくない。ときっぱり言ってくれて涙が出ました。全部自分で相談して決断して相談できるところは相談してきました。大きな病院で良かったです。実家に帰り援助を受けましたが母には勝手に旦那が私名義のお金を350万円も下ろしていたことは言えませんでした。母が旦那に頭を下げて援助してもいいか?と言っている姿を見てあの旦那に頭を下げさせて・・・・と怒りがこみ上げてきました。

 

ですが人生経験の豊富な母は今までいろんな人を見てきた。これくらい大したことないと言った風でした。長くなりましたが 癌を患って見えてきたものは沢山ありました。コロナもありストレスがたまりますが 今日平野歩夢選手のスノーボードを見て感動しました。羽生選手も大好きです。私のがんが分かった時に池江選手が頑張っていました。母に言われた言葉。池江選手みたいにニコニコ笑ってればいいのよ。

 

1年経つので今までの経由を綴ってみました。感情がこみ上げてまとまりのない文章になりました。